腎臓病のための食事療法

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腎臓病になると、血液のろ過作用がうまく行われないため、水分やカロリーが体内に溜まりやすい状態になり、同時に、尿から排出されるはずの老廃物が、体内に増えてしまいます。その結果、尿毒症を起こしたり、ナトリウムが増えて高血圧になったりするということがおこります。そのため、食事療法では、「塩分」「水分」「たんぱく質」「カロリー」について制限のある食事を摂取することになります。特に、「塩分」「たんぱく質」の制限について、指示のあるケースが多いようです。
「塩分制限」は、高血圧やむくみのある人が、症状に応じた量を制限します。減塩のしょうゆ、みそなどが市販されているので、減塩食品を使用すると、通常の食事に近い味わいで、塩分の摂取を減らすことができます。
「たんぱく質」は、腎臓病の食事制限の中でももっとも重要です。たんぱく質の量が多くなると、腎臓にかなりの負担がかかります。しかしながら、三大栄養素のため、腎臓の負担を考えながら、摂取量を調整しなければなりません。普通のお米よりも、たんぱく質をカットした、キッセイの「ゆめごはん」など、低たんぱく食品が販売されています。
「水分」については、むくみ、尿量など、病気の状態により、制限量を調整します。飲み水だけでなく、摂取する食品に含まれる水分量も含めて、つまり、「体に入る水分量すべて」についてを考えて、水分制限をする必要があります。
食事制限内のメニューは、「味がうすい」など、味付けに関しての満足度が低くなりがちですが、レモンなどの柑橘類、お酢など、「酸味」をアクセントに使うことにより、食事療法を乗り切ることができます。




糖尿病のための食事療法

糖尿病は、血糖値のコントロールが重要となります。そのため、「糖分」「カロリー(エネルギー量)」の制限が大切です。「甘いもの」「揚げ物・炒め物」がすべていけないわけではなく、症状に応じた制限を守ることが重要です。
「糖分」については、血糖値を一定に保つ必要があることから、3食の食事量、食事時間を一定に保つ必要があります。血糖値が急激に上がりやすい菓子やジュースについても注意が必要です。エネルギー源となる炭水化物、果物などについて、制限内でバランスよく摂取するよう、心がけましょう。
「カロリー(エネルギー量)」については、間食を控える、油を使ったメニューを避け、「煮る」「蒸す」など、油を使用しない、食材の油分をカットする調理方法の献立にする、など、調理方法により、調整することができます。揚げ物については、病気の程度にもよりますが、揚げ衣をはがす、など、食べ方を工夫しましょう。
糖尿病は、放っておくと、腎臓病や網膜はく離などの合併症を起こしやすくなります。合併症の予防のために、塩分についても控えめな食生活を心がけることが重要です。

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